「ダンタリアンの書架」 著:三雲岳斗 絵:Gユウスケ
記念すべき(?)最初のラノベ紹介はこれ!
こんな人におすすめします!
- 長編は嫌!短編をサクサク読みたい
- 魔導書とか大好き!
- ゴスツンロリのダリアンたん(;´Д`)ハァハァ
時は第一次世界大戦後のイギリス、主人公ヒューイは亡くなった祖父から譲り受けた古い屋敷で少女ダリアン出会い、「幻書」をめぐる事件に巻き込まれていく…
というのがざっくりした作品の内容です。
100年前のイギリスが舞台とか西洋のクラシカルな雰囲気が好きだという方には涎が出るのではないでしょうか?
重くてデカい本とか電子書籍全盛期のこの時代には嫌煙されそうですが、羊皮紙の本って憧れるんですよねー。これぞ浪漫!みたいな?(笑)
僕は元々、本は紙は派だというのもあると思いますが…。
好きなんですよ、あのページを捲る感覚と、紙とインクの匂いが…(分かる人いるのかな?)
おすすめポイントでも述べた通り短編連作となっており、基本各話でお話は完結しています。
アニメ化もされているので、「小説はちょっと…」という方はそちらをおすすめします。
ちなみにヒューイは小野大輔さん、ダリアンは沢城みゆきさんです。
著者の三雲岳斗先生は「ストライク・ザ・ブラッド」や「アスラクライン」などアニメ化もした人気作をはじめ、ミステリ小説など多数の作品を手掛けている方で大好きな作家さんのひとりです。
シリーズは2011年に全8巻で完結しています。
ただ、色々と語らられずに終わってしまった事も多いので、消化不良になってしまう方もいるかもしれません。
ホント続編出ないかなぁ…三雲先生が「完結です」と言ってるらしいので、難しいかもしれませんが…
電子書籍もあるので、スキマ時間などに幻書をめぐる不思議な物語に触れてみては如何でしょうか?