変形合体は漢のロマン……!!
22年春頃から、玩具系You Tubeチャンネルやブログでみかけるようになった、100均ダイソーで販売されている「重武装合体ロボット」。
今回は重機5体合体ロボのレビューになります。
対象年齢は6才以上となっていますが、各部固すぎたり壊れそうだったりと、こどもが遊ぶにはちょっと難易度高そう。こんなん即壊すぞ……
1体550円(税込み)と、100均商品としては高額の部類に入る商品です。
しかし戦隊史上最大スケール+各部稼働で、迫力あるポージングを可能にし、
【日本おもちゃ大賞 2022キャラクター・トイ部門 大賞】を受賞した、暴太郎戦隊ドンブラザーズの1号ロボ「ドンオニタイジン」と比べると、非常にリーズナブル。
あとまったく同じ(たぶん)ロボがAmazonで単体2,000円、5体セット9,000円で販売されていのですが、転売かなにかですかね……? 世間の闇を感じるわ……
合体ロボット01 ブルドーザー
ブルドーザーから変形するロボ。
合体時は右腕になります。
ビークルモードではコロ走行可能ですが、タイヤの回転はかなり怪しいです。
パッケージを見る限りロボ固有の名前はないのですが、運転席あたりに「BLASTING KING(ブラスティングキング)」の文字が。
きっとこれがこのブルドーザーロボの名前なんでしょう。
各ロボ共通で変形手順はパッケージ裏のイラストのみ。
- バケット部分→両腕
- 運転席→胴体
- 後部→両足
となります。
両足は開きますが、稼働は腕周りのみ。ほぼ置物です。
両手がバケットになっているので、ブラスティング(爆破)の名の通り、敵を粉砕してくれそうですね。
合体ロボット02 ミキサーカー
ミキサーカーから変形するロボ。
合体時は左腕になります。
運転席ドアやボンネットに「RAKERS(レイカーズ)」と印字されているので、きっとこれが名前です。(単体なのに複数系とはこれいかに…?)
- 両腕→後部タイヤとガス排気口
- 胴体→車両後部
- 両足→車両前部
ミキサーの中からガトリングが出現し、両手には銃と射撃タイプのロボ。
ガス排気口がそのまま二丁拳銃になるのは中々に秀逸なデザイン。ガンガン撃ちまくって敵を掃討してくれそうですね。結構好きです。
変形の恩恵で腕周りと膝関節を含めた足回りも稼働しますが、ポージングは難しいです。
あと不思議なことに変形手順では閉じられている、ロボのときは肩にあたる最後尾タイヤ。
パッケージでは開いたままなんですよね…どういうこった…
合体ロボット03 ダンプカー
ダンプカーから変形するロボ。
合体時は左足になります。
フロント部分に印刷されている文字から察するに、このロボの名前は「FIRE KING(ファイヤーキング)」。……待ってキング2人目よ?ショベルカーも「キング」でしたやん??被っとる被っとる。
- 両腕→前輪と車サイド
- 胴体→車両前部
- 胴体→車両後部
後部荷台部分をパタパタと折りたたむ、これまたユニークな変形。方の砲門(?)から炎でも出すんでしょうか?ファイヤーキングだけに。
これも変形・合体の恩恵で両手足が可動するのですが、胴体部分に亜鉛合金が使われて折りトップヘビーでポージングは難しいです。両腕も固定されていなのでプラプラですしね。
合体ロボット04 クレーンカー
クレーンカーが変形するロボ。
合体時は右足になります。
クレーン部分に「GUARDIANS(ガーディアンズ)」と印刷されているので、きっとこれが名前です。だから何故に複数形……?
- 両腕→クレーン部分
- 胴体→車両後部
- 両足→車両前部
シンプルかつ王道の変形ながら、クレーン部分が変形する左腕が秀逸。銃のような形態がデフォルトのようですが、クレーン状態でも戦えそうですね。こういうの好きです。
両手足の可動はあるものの、他のロボと同じくポージングは難しいです。
あと謎なのはパッケージだと脚部裏の変形をしているのに、取説では変形させないまま完成になっていること。いったいどれが正しいんだ……?
合体ロボット05 ショベルカー
ショベルカーが変形するロボ。
合体時は胴体になります。
バケットアームに「TITAN(タイタン)」と、ギリシャ神話の巨人神族の名前が印刷されているので、きっとこれがこのロボの名前です。
その名の通り、5体のロボの中で1番のビックサイズ。
- 両腕→アームと運転席
- 胴体→車両後部
- 両足→キャタピラ
タイタンも他のロボと同様、ポージングは難しいので、心の中でブンドドしてください。ロボ好きなら容易なはずです。
取説やパッケージではツインアイのカラフルな顔で変形完了となっていますが、後頭部にあきらかに単眼の顔が造形されているので、変形時はこちらが本来の顔と推察されます。
取説パッケージともに記載されていない脚部伸縮ギミックもあり、変形時はこれを伸ばした状態が完成形なのでしょう。マジでいいかげんだな……
5体合体! グレートダイソーダー(仮)
各ロボが変形し、合体した姿がこちら。
全高約29センチの巨大ロボが爆誕します。
といっても
- 両腕→ほぼビークル形態
- 胴体→両腕畳んで前後入れ替え
- 両足→ビークル形態を90度折り曲げる
という、非常にシンプルな合体。
でも合体は合体。動くのは腕ぐらいですが、そこは合体ロボのお約束。飛んで跳ねる様子は脳内補完で楽しみましょう。
基本はプラスチックですが、各ロボの一部に(だいたい運転席まわり)に亜鉛合金が使用されているので、5体合体するとずっしりと重いです。
各ロボ共通で「HERO dinda(ヒーローディンダ?)」とありますが、これが合体時の名前なんでしょうか……?
よくわからないので、「グレートダイソーダー(仮)」と命名しておきます。
デカすぎてダイソー撮影ブース(蓋付き収納+LEDライト×2)ギリギリです。
ダイソー合体ロボのデメリット
安いプラスチックを使っているのか、耐久力が不安になるプラパーツが使用されています。
特に合体時腕を接続するジョイントは、取り付け・取り外しで破損させそうでめちゃくちゃ怖いです。
個体差もあると思いますが、異様にジョイントが緩かったり、大人でもかなり力を入れないと外せないぐらい硬いジョイントがあります。
対象年齢6才となっていますが、大人の知恵と力を借りないと絶対壊しまね。
塗装については1体500円という値段を考えれば、まぁ許容範囲とは思います。
ダイソー合体ロボのメリット
1体税込み550円、5体で2,750円の合体ロボは、非常にリーズナブル。
バンダイから発売されている暴太郎戦隊ドンブラザーズのDXロボ、ドンオニタイジンは通常価格9,350円、22年8月時点のAmazon価格でも6,327円。
割引価格でも2.3倍になります。
パーツの脆さやジョイントの具合といった、各部の粗は目立ちますが、この値段で車両→単体変形→合体までこなすのはかなり秀逸です。
着色も一部粗さは目につくものの、「まぁ500円だしな」と割り切れるならOK。
まとめ:お手軽に変形合体を楽しみたいならあり
パーツの粗が目立ったり、取説とパッケージがちぐはぐだったりと、ツッコミどころの多いダイソーの「重武装合体ロボット」。
2,750円という低価格で変形合体が楽しめ、いい年した大人でも脳内補完をフル活用してブンドド遊びが捗ります。
店舗によっては置いていないところもあるようですが、大型の店舗だとある確率が高いようなので、興味のある方は是非探してみて下さい。
「ここ変形させないのかよ?!」
「パーツ硬ッ!!」
「ひぃっ!壊れそう!」
とツッコミや悲鳴を上げながら変形合体させるのは、とっても楽しいですよ?(笑)
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