暑がりなのでキャンプは冬キャン派、ゆっきーです。
所謂「ガチキャンパー」と呼ばれる人種(僕含む)は、今がまさにキャンプシーズン真っ只中。
理由は色々ありますが、
- 暑くない
- 虫がいない
- 人が少ない
- 人が少ないので騒がしくない
- 夜空が綺麗に見える
etc
と言ったところでしょうか?
このシーズンは「皆でワイワイやりたい!」という人よりも、
「気ままにのんびりしたい!」という方が多いと思います。
しかし冬キャンプは温かい時期のキャンプに比べて敷居が高く、危険な事も多くあります。
今回は冬キャンプに潜む3つの危険とその対策。
- 寒さ
- 火の取り扱い
- 一酸化炭素中毒
毎年、冬キャン時期になると、必ずこのどれかの事故についての話題を耳にします。
しっかり対策して、快適な冬キャンライフを過ごしてもらえると嬉しいです。
寒さ
当たり前のことですが、冬といえば寒い!
人間というのはひ弱なもので、防寒対策をしていなければ吹きすさぶ雪の中では生きていけません。
うっかり深酒をして薄着のまま寝てしまったら、翌朝冷たくなっていた…とう事故も起きています。
- ヒートテック等の防寒着
- 環境に合った冬用の寝袋
- カイロ等の暖を取れるもの
- 深酒をしない(特にソロ)
設営などで汗をかくと冷えてしまうので、脱いだり着たり出来るような服装だとなお良いです。
火の取り扱い
焚き火は冬キャンプの醍醐味!
ゆらゆらと揺れる炎に癒やされながら暖を取る。最高ですね。
でも冬は大気が乾燥して火事の起きやすい季節。
寒いからとテントの近くで焚き火をしてしまうと、テントに火がついてしまい、まるごと燃えてしまった!という事件も…
また、石油ストーブの近くにガス缶を置いてしまい爆破した!
という事件も実際に起きています。
- テントの近くで焚き火をしない
- 火の近くに可燃物を置かない
- 万が一に備えて防火用水や消化器を用意する
火の取り扱いには細心の注意が必要です。
一酸化炭素中毒
無色無臭で気づきにくい一酸化炭素。
焚き火やガスコンロ、石油ストーブなどから発生します。
頭痛や吐き気、耳鳴りなど風邪に似た症状で中毒状態に気づきにくく、重症化すると命にかかわることも…。
幕内での火気取り扱いは厳禁ですが、万が一使用する場合は
- テントを大きく開けて換気をする。
- 短時間の使用にする。
- 一酸化炭素チェッカーを用意する。
といった点を注意する必要があります。
繰り返しますが幕内使用は厳禁。万が一使用する場合は自己責任で。
心配という方は、一酸化炭素チェッカーなどを備えておくと安心できますよ。
まとめ
寒いが故に、夏よりも装備や注意が必要な冬キャンプ。
- 衣服や寝袋、カイロなど火に頼らない防寒対策
- 火気使用の場合は火災と一酸化炭素に注意
- 燃料の取り扱いに注意
- 深酒をしない
- 事故が起きないように予防策を用意する
- 万が一事故が起きたときを想定して対策する
キャンプ場は屋外、つまりは大自然のど真ん中。
家や居酒屋とは勝手が違います。
人里離れたキャンプ場だと、怪我をしてもすぐに助けが来ない事も…
トラブルが起きても対処出来るよう、正しい知識と余裕を持って楽しむのがベスト。
寒い中で飲むコーヒーやココアは最高なので、興味のある方は冬キャンに挑戦してみてくださいね!