無呼吸症候群でもキャンプがしたい!
2018年3月…
アニメゆるキャン△に感化され、キャンプデビューを夢見た田舎アニオタ。
「ちょっと待ったぁ!」とブレーキをかけなければならない理由がありました。
睡眠時無呼吸症候群です。
無呼吸症候群は、眠っているときに呼吸が止まってしまう病気なのですが、治療に必要なCPAP(シーパップ)という器具は、電気を必要とします。
山や海で自然を楽しむキャンプ場に電源は…
ありません…orz…
こうしてキャンプデビュー前のゆっきーは、一度はキャンプデビューの夢を諦めかけました。
しかし調べると、キャンプ場でもCPAPを使える方法があったのです!
そこで今回は
無呼吸症候群だけどキャンプしたい!
という方に、僕が実際にキャンプ場でCPAPを使っている方法2つをご紹介します。
結論としては、
- キャンプ場で電源を借りる
- ポータブル電源を持っていく
このどちらかです。簡単でしょう?
この2つの方法なら、キャンプ場でもCPACが使えちゃいます。
地震などの自然災害の備えにもなりますよ!
持っていく場合のおすすめポータブル電源は、こちらの記事で紹介しています。
詳しくみていきましょう。( ´・ω・)⊃ CPAP
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まってしまう病気
無呼吸症候群を知らない方のために、少しだけ解説させて頂きます。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome; SAS)は、睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりして体の低酸素状態が発生する病気です。
- 周囲からいびきを指摘される
- 夜間の睡眠中によく目がさめる(息苦しくなって目が覚める)
- 起床時の頭痛や身体のだるさ
- 日中の眠気
といった症状のある方は、早めに循環器内科の受診をおすすめします。
僕は空気の通り道が狭くなって発症する閉塞型と呼ばれるタイプで、肥満の方に多いですが、顎の発達不足でも発症します(僕は後者です)
仕事中に眠気がくると、「あいつはサボってる」「たるんでる」と思われてしまうことも…(実体験)
無呼吸症候群に限らず、周囲の方が理解しづらい病気は他にもたくさんあるので、普段と様子が異なる方がいたら、なにかの体調不良ではないか、一歩引いた目線で観察してあげてください。
無呼吸の治療にCPAP(シーパップ)
CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)療法は、閉塞型睡眠時無呼吸症候群に有効な治療方法として欧米や日本国内で最も普及している治療方法です。寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続け、気道を開存させておくというもの。
CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと空気が送り込まれます。
ちなみにゆっきーは無呼吸症候群の検査をした際、あまりにその数値が酷すぎて医者が間違いかと思いデータを再出力、「キミ重症だから」とその日の午後に業者を呼ばれCPAPを受け取りました(笑)
キャンプ場でCPAPを使うには、借りるor持っていく
安眠のために必要なCPAP。
僕がキャンプ場で実際に使用するときは、キャンプ場で電源を借りるかポータブル電源を持っていく、この2つの方法で電源を確保しています。
キャンプ場で電源を借りる
キャンプ場にもよりますが、フリーサイトでも追加料金を払うと電源を借りられるところがあります。
また、オートサイトだと電源や水道がついているので、CPAP使用に限らず、電気毛布の使用やスマホ、カメラなどの電子機器の充電にも重宝します。
キャンプ場で電源を借りるメリット
ポータブル電源を持参する必要がないので、その分荷物を減らせます。
徒歩やバイク、自転車で移動する方は、キャンプ場にもよりますが+数百円の追加料金でレンタル出来るメリットはとても大きいです。
容量に上限があるポータブル電源と比べ、消費電力消費を気にしなくて済むのも魅力です。
キャンプ場で電源を借りるデメリット
キャンプ場によっては電源のレンタルが無く、キャンプ出来る場所は制限されてしまいます。
家族やグループでの使用を想定しているオートサイトの使用料の相場は、およそ4,000円〜
フリーサイト(安いと1,000円以下)を借りるより確実に割高になります。
ポータブル電源を持っていく
持ち運び可能なポータブル電源があれば、場所を選ばずCPAPを使用できます。
ポータブル電源を持っていくメリット
持ち運びが出来る電源があるので、電源のレンタルが無いキャンプ場でもCPAPの使用が可能になり、場所を選ばずキャンプができます。
電源付きのサイトを借りる必要も無いので、1回のキャンプ費用は安く押さえられます。
また、地震などの災害時にも重宝します。
ポータブル電源を持っていくデメリット
ポータブル電源は小型のものでもそれなりに大きく、重さがあります。
車移動なら問題ありませんが、徒歩やバイク、自転車だとCPAP本体に加え電源も運ぶ必要があるので荷物になってしまいます。
ポータブル電源も容量によりますが、安いものは1万円台、高いものだと20万近いものもあります。
ちなみに…
Rockpals 240Wh/64800mAhでは、CPAP加湿器なし7時間使用で約20%の消費電力になります。
温かい春〜秋時期のキャンプであれば連泊可能です。
寒い時期に加湿器と電熱チューブを使用すると、約4時間で貯めた電力を使い切ってしまいます。
寒すぎるとバッテリーの駆動時間が短くなってしまうので、冬キャンプで1泊するなら倍は必要です。
ポータル電源の購入がおすすめ!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- キャンプ場で電源を借りる
- ポータブル電源を持っていく
この2つの方法なら、キャンプ中に無呼吸症候群でもCPAPを使用して安心して眠ることができます。
それぞれメリット・デメリットはありますが、ポータブル電源の購入をおすすめします。
初期費用がかかるというデメリットがあるものの、地震などの災害時の電源確保と考えると、備えておくに越したことはないないですね。
だってPCAP使えないと止まりますからね…息の根が…
無呼吸症候群でもキャンプをしたい方の参考になったのなら幸いです。
ではでは〜(^_^)/~
キャンプや災害に備えてポータブル電源を探していませんか?
こちらの記事では選び方のポイントと、おすすめのメーカーを紹介しています。
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