少し前の記事で「ポータブル電源があればキャンプ場でもCPACが使える!」という話をしました。

「電源があればキャンプ出来るのはわかった」
「じゃあ具体的にどれぐらいの容量があればいいの??」
当然こんな疑問が出てきますよね。
僕も購入する前に散々調べましたが、結局答えは見つけられませんでした。
懐具合と蓄電容量を比較しながら清水の舞台からバンジージャンプするつもりで電源を購入したので、実体験を元にしっかり書いていこうと思います。
Rockpals 240Wh/64800mAh
当時Amazonで確か溜まっていたポイントを使って1〜2万円台で購入したのですが、同型のものは廃盤になったのか検索をかけても出てきませんでした。
購入の決めては予算と蓄電容量、そして最大の決めては「CPACが使える」と本体に明記されていた点です。
mAhとはつまり電池容量の事です。6万4千も電気を貯められるとかすごいですよね。
ちなみに一般的なスマホのバッテリー容量は3000〜3500mAhだそうなので、ポータブル電源がどれだけ凄いのかわかると思います。
mAhとかWhとかAとかぶっちゃけよくわかって無いのでそこの開設は専門の方に譲るとして(オイ)、
「240Wh/64800mAhの電源で実際どのぐらいの時間使えたのか?」
という点をお答えしようと思います。
3年間で18泊して身を持って体験しているので、かなり参考になると思います。
結論から言えば、
通常使用、稼働約7時間で電力2〜30%消費
となります。
僕のポータブル電源の残量表示が20%刻みの5段階表記で、使用後は1つか2つランプが消えていました。
春〜秋であれば2泊ぐらいは余裕で可能ですね。
そう、「春〜秋であれば」←ここ超重要
CPAPは、周囲の空気を喉に送り込んで塞がった気道を広げて呼吸できるようにする治療機です。
使用されている方はご存知だと思いますが、寒い冬の時期は乾燥&冷気対策として加湿器がオプションとしてつけられます。
そう、加湿器が付く=消費電力が上がるのです。
加湿器稼働させると3〜4時間でバッテリー切れ
残念ながら僕の持っているバッテリーでは、冬時期は3〜4時間の睡眠が限界です。
1泊6〜7時間眠ろうと思ったら最低2倍、余裕を考えれば3倍近くあると安心出来ると思います。
つまり64800mAhの2〜3倍、単純計算で129600〜194400mAhのポータブル電源があれば、一晩の快適な睡眠は約束される、という事です。
Jackeryのポータブル電源だとこのあたりでしょうね。
近年では大雨などの災害が頻発していますし、被災して避難所生活となると電源の確保が難しい可能性も想定されます。
治療機が使えないと呼吸が止まってしまうので、いざという時のために大容量のものがひとつあると安心かもしれませんね。
それ以外にもキャンプで撮影をする方、電気調理や冬に電気毛布を使うという方も大容量の電源があるとバッテリーの容量の心配をせずに済みます。
まぁ容量デカいとイイお値段するので、懐具合と要相談ですが…
YouTuberさんとかだと案件舞い込んで来るんですかね?(笑)
というわけで今回はこのあたりで。
皆様、良きキャンプライフを。