「電気代が上がったから節電したい」
「ポータブル電源を使えば電気代が節約できるのかな?」
「節電効果があったとして、ポータブル電源をどう使えばいいんだろう?」
という悩みを持っている人も多いと思います。
そんな人のためにこの記事では、ポータブル電源を活用した具体的な節電方法や、在宅ワークに仕様するなど具体例を紹介しています。
エネルギーコストが上昇する中、注目を浴びているのがポータブル電源を活用した節電です。
この方法はとてもシンプルで、電力供給の仕組みを理解してポータブル電源を利用するだけ。
また、節電だけでなく、同時に防災対策も実施できるため、「節電」と「防災」の両方の利点を得ることができます。
ポータブル電源は効果的に使えば、SDGsにもあるエネルギー資源の節約にも繋がります。
おすすめのポータブル電源8選もご紹介しているので、節電にポータブル電源の利用を検討している方は、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
ポータブル電源は、AC出力可能な大容量電源
ポータブル電源とは、AC電源での出力ができる大容量電源をさします。
スマホの充電用にモバイルバッテリーを持っている人も多いと思いますが、比較するとより大容量かつ高出力なものがポータブル電源になります。
1000Wh以上の電気容量を備えている場合、ポータブル電源はほとんどの電化製品に電力を供給可能です。
ポータブル電源は持ち運びをする前提で設計されています。
なので、キャンプや車中泊意外にも災害時の電源確保など、電気が欠かせない現代社会の様々な場面で活用できるのが魅力です。
ポータブル電源のメリット
ポータブル電源は活用のできるシーンが多いだけでなく、携帯性や蓄電機能の高さなど、様々なメリットがあります。
使い道が幅広い
キャンプや車中泊で注目されているポータブル電源ですが、活用できる場面は広いです。
アウトドアや日曜大工やテレワークなど、電源がない場所でも電気を使うことが可能になります。
また、災害時の備えとしても重宝するので、一家に1台あればいざという時の頼もしいアイテムになるのは間違いありません。
携帯性が高く、持ち運びしやすい
ポータブル電源は基本、コンパクトに設計されているので、軽いものなら3kgと軽量。
持ち手もついているので、性別や年齢問わず持ち運び可能です。
蓄電機能が高い
ポータブル電源は蓄電性も高く、中には1度の充電で1年以上電気を貯めておけるものもあります。
自然放電を最小限に抑える設計が施されたポータブル電源は、長期間の未使用や充電容量の低下を心配せずに使用できます。
こうした優れた機能が広く普及したことで、ポータブル電源の需要は着実に増加し続けています。
ポータブル電源のデメリット
ポータブル電源には様々なメリットがある一方で、もちろんデメリットも存在します。
購入にそれなりのお金が必要だったり、電気容量が大きくなるとその分重くなるなど、場合によっては不都合になることもあります。
高額なものもある
ポータブル電源は2,3万円、高ければ20万円以上と電気容量によって値段にばらつきがあります。
ソーラーパネルも購入するとさらに導入するための費用は嵩むので、予算と電気容量は慎重に検討しましょう。
容量が増えると重さも増える
ポータブル電源は電気容量が増えると、その分大きく重くなり、中には40kgを超えるものもあります。
もちろん持ち運びのために取っ手がついていたり、コロがついていたりしますが、女性や子どもが持ち上げるのは難しくなってしまいますね。
メーカーや種類が多くて選べない
ポータブル電源は、各メーカーから様々な種類が発売されています。
「選択肢が多すぎて選べない!」
という方も多いのではないでしょうか?
自分の電気製品が使えるのか、使うならどれぐらいの時間なのか、安全で長く使えるのかなど、悩みは多いと思います。
こちらの記事ではポータブル電源の選び方をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
ポータブル電源は使い方次第で節電できる
ポータブル電源は、上手に使えば節電対策に役立ちます。
たとえば、ソーラーパネルを活用することで、ポータブル電源に充電できることができ、電気代を抑えることができます。
家庭用電力の料金は年々上昇しており、節約意識がますます高まっています。
電気料金に限らず、物価高の影響で物の価格が上がり、出費を抑えられる部分は抑えたい!、という方も増えているのではないでしょうか。
ポータブル電源を利用すれば、節電・節約の目的を達成でき、毎月の光熱費を軽減することができます。
電気代の費用がますます高騰している現在、ポータブル電源を活用して節電することは、賢明な選択です。
今後も、電気代が上がると予想されるため、ポータブル電源を使って節電を促進することをお勧めします。
ポータブル電源を使って節電する方法2選
ポータブル電源を使って節電するなら、
- 夜間に充電する
- ソーラーパネルで充電する
という2つの方法ががんが得られます。
夜間に充電する
夜間の電気利用は割安なので、ポータブル電源を夜間に充電しすれば節約になります。
昼間従量電灯料金の標準額は安くても17円程度ですが、夜間の従量電灯料金は最低7.6円と通常の半額相当となっています。
当然、契約プランや契約先によって価格が異なりますが、全般的に夜間の方が費用が抑えられるのは間違いないでしょう。
たとえば、昼間のパソコンやテレビ、ゲームなどの使用を、充電済みのポータブル電源にするとどうでしょうか?
電気代は夜間に充電したポータブル電源から賄うので、確実に節約が可能です。
特に日中、テレワークなどで多くの電気を使用する人は、ポータブル電源を夜間に充電する方法が有効です。
ソーラーパネルで充電する
電気代を削減する手段として、ポータブル電源にソーラーパネルを併用することができます。
ソーラーパネルは、ベランダなどの屋外空間に設置することで、太陽光で発電された電力を貯蔵することが可能です。
この方法なら、太陽光があれば費用をかけずに電力を得ることができます。
また、ポータブル電源は、自然放電しにくい設計となっているので、太陽光で発電した電力を長期的に貯蔵することもできます。
太陽光の再生エネルギーを利用すれば、SDGsの「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」という目標にも貢献することができますね。
ポータブル電源で節電する具体例
ポータブル電源で節電をする具体的なアイデアを3つ紹介します。
- 在宅ワークの電源にする
- コンセントが無い・遠い場所で使う
- スマホの充電など、ピンポイントに使う
3つのアイデアは「節電」についてですが、ポータブル電源があればキャンプなどのアウトドアや、防災用の電源としても重宝するので、使い道は抜群です。
在宅ワークの電源にする
ポータブル電源は、在宅勤務での電力供給に最適です。
夜間に充電するか、ソーラーパネルで充電したポータブル電源を在宅ワークで使用することで、電気代を節約できます。
「ポータブル電源を在宅乗務で使うようにする」と決めてしまえば、使い分けしやすい点も大きなポイントではないでしょうか。
また、ポータブル電源のバッテリー容量や使用時間など、必要な情報は分かりやすく表示されているため、在宅勤務に必要な電力を適切に計画・管理することも可能です。
コンセントが無い・遠い場所で使う
ポータブル(携帯)の意味が示す通り、ポータブル電源の最大のメリットは「持ち運びができる」ことです。
コンセントが無い、または遠い場所でも、家電製品を利用でるようになります。
たとえば、車の中で掃除機を使う時に、延長コードで遠くから電源を引っ張ったりしていませんか?
庭で高圧洗浄機を使いたいのに、外にコンセントが無くて困ったことは?
ポータブル電源があれば「電源を持っていけばいい」ので、コンセントが遠い・無いといった問題は簡単に解決してしまいます。
スマホの充電など、ピンポイントに使う
ポータブル電源は一定の容量しかなく、使い果たしてしまうとその後は充電しないと利用できなくなってしまうので、スマートフォンの充電やヘアドライヤーなどの用途に向いています。
冷蔵庫やエアコンなど、連続的に使用する必要がある電化製品の場合、ポータブル電源を使っている途中に充電が切れてしまうと困ってしまいますよね。
一方、ヘアドライヤーのように短時間しか使用しない電化製品や、スマートフォンの充電などには、ポータブル電源が最適です。
節電におすすめのポータブル電源メーカー8選
ポータブル電源を節電のために使うなら、ソーラーパネルも一緒に購入するのがおすすめです。
ソーラーパネルは各メーカーから販売されていますが、基本的に他メーカーのポータブル電源は推奨されていません。
ですので、ポータブル電源とソーラーパネルの両を販売しているメーカーでの購入をおすすめします。
ここで紹介しているメーカーではポータブル電源+ソーラーパネルのセット販売もしているので、迷わずお買い物ができますよ!
Jackery(ジャクリ)
ジャクリは世界初のアウトドア専用ポータブル電源とソーラーパネルを販売した、アメリカのメーカーです。
ジャクリのポータブル電源についてはこちらの記事で詳しくまとめているので、参考にしてもらえると嬉しいです。
EcoFlow(エコフロー)
独自の技術でポータブル電源を2時間でフル充電可能なエコフロー。
持ち運びがしやすいRIVER・大容量で防災向けのDELTAと2つのシリーズが販売されています。
エコフローのポータブル電源については、こちらで詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。
BLUETTI(ブルーティ)
蓄電池関連技術で世界トップクラスのパワーオーググループが、2019年に設立したのがブルーティです。
ポータブル電源でも主流になっている「リン酸リチウム」を採用し、熱暴走が起きづらい安全な製品を販売しています。
PowerArQ(パワーアーク)
国内で流通しているポータブル電源は海外メーカーが多いですが、パワーアークは日本の福岡県のメーカーが販売しています。
バッテリーをまるごと交換するユニークな設計のポータブル電源が特徴です。
ALLPOWERS(オールパワーズ)
オールパワーズは2010年に設立された中国の会社。
安全性の高いリン酸鉄リチウム電池を採用したポータブル電源は、専用アプリを利用して遠隔操作も可能です。
Pecron(ペクロン)
ペクロンは、2012年に創立された、最先端のテクノロジー企業です。
その目標は、高品質なポータブル電源とソーラーパネルの開発です。
この革新的な企業は、急速充電機能を備えた充電時間約2時間や、給電しながら充電が可能なパススルー対応、高い安全性を持つリン酸鉄リチウムイオンの採用など、特筆すべき特徴を提供しています。
VITOMAN(ブイトーマン)
VITOMANは、リチウムイオンバッテリーの研究、開発、生産、販売に特に力を注いでいます。
VITOMANの製品ラインナップには、600W、1000W、1500Wの3つの異なるモデルがありますが、追加のバッテリーパックを使用することで電力容量を増やすことも可能です。
Enernova(エナノヴァ)
Enernovaは中華人民共和国山東省済南市に本拠を置き、クリーンで効率的かつ持続可能な電力供給に特化したメーカーです。
Enernovaの提供するポータブル電源は、高い性能と優れたコストパフォーマンスが特長です。
特に、「Enernova Smart 1000」は、同時に最大13台のデバイスへの給電を可能にすることができます。
まとめ:ポータブル電源でエコな節電をしよう!
この記事では、ポータブル電源を使った節電の方法についてご紹介しました。
結論として、ポータブル電源は使い方次第で節電効果があります。
具体的な節電方法としては、家電製品の充電や使用時に夜間電力、もしくはソーラーパネルで充電したポータブル電源を活用することで、通常より電気料金を抑えることが可能です。
また、ポータブル電源を使った節電の具体例としては、在宅ワークやコンセントが遠い場所での仕様などが挙げられます。
キャンプやアウトドアでの使用や、災害時の備えとしても活躍するでしょう。
さらに、ポータブル電源を購入する際には、信頼性の高いメーカーを選ぶことが重要です。
この記事では、おすすめのポータブル電源メーカー8選も紹介しました。
ポータブル電源を使って節電を実践することで、電気代を節約できるだけでなく、環境にも優しい選択をすることができ、SDGsにも貢献できます。
ポータブル電源は様々な場面で便利に活用できるため、一台持っておくと非常に重宝するでしょう。
ぜひ、この記事で紹介した節電の方法やおすすめのメーカーを参考にして、より省エネな生活を送ってみてくださいね!
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